西部湯瓜のshow論文

思考のログがメイン。他にも色々。

メモ魔になれる方法―Evernote「見た夢」タグのすすめ

この記事はEvernoteのヘビーユーザーやメモ魔の人に向けて書いたものではありません。メモを取らない派の人に向けて書いたものでもありません。メモを習慣化したい人や、ついついメモを取り忘れて後悔することの多い人に向けて書きました。
 
メモ魔で知られる前田裕二氏がこんなことを言っています。
 
まずメモで大事なのは、とにかく書くことです。メモとは「ノウハウではなく、姿勢」だと思っています。
 
(NewsPicks 前田裕二1万字インタビュー2017/11/20)
 
この意見には強く同意します。でも僕は、その姿勢でさえ、ノウハウで身につけられると思っています。今からその具体的な方法を紹介します。
 
メモを習慣化する方法とは何か?それは「見た夢」タグの導入です。
 
まずはEvernoteにタグを1つ用意します。タグ名は「見た夢」。そして、朝、起床したら、スマホを手に取り、眠っている間に見た夢の内容をメモします。この際、寝ぼけ眼でもサッとメモを取れるようにFasteverアプリを使うことは言うまでもありません。
 
睡眠中に見た夢の忘却スピードはマッハ的です。スマホ画面で指先を走らせながらも、記憶からディテールが抜け落ちていくことを実感するでしょう。これにより、慌ててメモする姿勢が身体に馴染んできます。
 
メリットはもうひとつ。朝、トイレに行くでもなく水を飲むでもなく、真っ先にFasteverアプリを開くことによって、目覚めた瞬間からその日一日、メモに対する意識スイッチがオンになる効果が期待できます。
 
「メモを癖付けないと!」という漠然とした意志ではなく、Evernoteに「見た夢」タグを作るという具体的なアクションから始めてみることをオススメします。
 
西部湯瓜Twitter: @save_yuri

大学8回生戦略ー人生のモラトリアムを最大限延長し、就活も成功させた男

大学の先輩から実しやかに語り継がれる就活伝説の一つに大学8回生戦略というのがあった(関西では○年生のことを○回生と言う)。かつて大学生という人生のモラトリアム期間を延長したいがために、8回生になるまでキャンパスライフを楽しんだ猛者がいたらしい。8回生というのは、つまり4回も留年を重ねていることを意味する。僕の大学の言えば延長できる限界の数字だ。8回生で卒業がかなわなければ、退学となる。普通に考えれば、就活において圧倒的不利な状況。しかし、伝説の彼は難関とされる大手マスコミの内定をもぎ取ったらしいのだ。ここで強く補足しておきたいのは、彼は俗に言う「英語もできないノースキルの文系」だった点だ。資格も持ち合わせていなければ、華麗なインターン経験があるわけでもなかった。その長過ぎる大学生活で打ち込んだことと言えば、人より多めにバイトして人より多めにお小遣いを稼いだことくらい(なにせ4回も留年するのだから授業は欠席しまくり。時間だけはたっぷり余裕がある)。そして、バイトで稼いだその金で呑み三昧の毎日を過ごしていた。では一体どうやって、8回生という絶望的なピンチをチャンスに変えたのだろうか?もしこれを読んでいるのが就活生だったら、自己アピールのひとつのケーススタディになるかもしれない(かなり特殊なケースではあるけれど)。せっかくなので各自予想を立てたうえで、読み進めてほしい。

準備はよいだろうか?それでは答え合わせといこう。

面接官「あなたの強みを教えてください。そして、その強みをマスコミの仕事にどう役立てますか?」

8回生「私の強みは人的ネットワークです。ですので、取材先探しに役立てられる自信があります。例えば、同級生がみんな卒業してから余分に4年間も大学に残っていたものですから、私の周りは後輩だらけです。そこで優秀な後輩を見つけては、毎日、後輩に奢りまくっていました。あの手この手で恩を着せまくったので、彼らは私の言う事なら何でも聞きます。貴重な情報源になると思います」

面接官「優秀な後輩…?」

8回生「はい、優秀です。彼らの能力は大学の中でトップクラスでした。選りすぐりのエリートなので将来、社会の上層のポジションに行きます。間違いありません。例えば、私より先に卒業した後輩の〇〇は官僚になりました。〇〇省で活躍中です。それから、最近、取材が殺到している若手ベンチャー起業家の〇〇知っていますよね?彼もよく連れ回した後輩です。私なら今すぐにでも独占インタビューできますよ」

かくして内定と相成った。

この就活伝説の真相は分からない。直接、本人に聞いたわけではないので、伝言ゲームで盛りに盛られまくった最終形態なのかもしれない。しかし、逆境をチャンスに変えるという点で学べる要素のある話だと思う。

ラ・パウザのドリンクバーの案内ポップがうまい—普通のドリンクバーを魅力的に見せる方法

ラ・パウザに行ったら、頼むつもりのなかったドリンクバーを意気揚々と注文してしまった。といっても、ドリンクバーの内容はどこのファミレスにも置いてある一般的なもの。それが魅力的に見えたのは、テーブルに置かれたこの案内ポップにしてやられたからだ。

 

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目に飛び込んだのは、独自のミックスレシピの提案。それぞれのドリンクは馴染みのあるものだけれど、ミックスした場合の味はまるで未知数。この組み合わせ、本当に合うの?かえって不味くなるんじゃないの?興味をそそられるし、同行者とお互いの予想をぶつけ合える。そして、しまいには、自らの舌で確かめずにはいられなくなる。まんまと企業の手のひらのうえで踊らされてしまった。ミックスレシピに割かれた膨大なスペースに比べたら、「セット料金の安さ」という本来のアピールポイントが控えめなところが憎い。敏腕広告マンの見事な手腕に脱帽です。

 

グノシーのテレビコマーシャルのパターンと同じ。

 

ジャパネットたかたの創業者・髙田明氏のテクニックも同じ。

 「今、物を物として売ったら売れないんです。その物が作り出す結果としてその人の人生をどう変えるかという、そこを伝えることによって、物が物でなくなる。例えばカメラだったら、こんな話をします。

 子供さんが生まれた家庭なら、毎年1枚の写真を撮ってそれを新聞大に伸ばしてください。すると成人の日までに年齢順に20枚の写真が揃います。それを成人の日にプレゼントしたら、最高の贈り物になりませんか。それをつくり出すのがカメラですと。(以下略)」—SAPIO2015年7月号

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『ドキュメンタル シーズン5』感想メモ

これまでドキュメンタルは全シーズン観てきたけれど、そろそろ判定基準を統一した方がいいと思う。番組の流れを作りたいのか、意図的な采配が目につく。贔屓を感じてしまうシーンがいくつもあった。その一番いい例は、最後のハリウッドザコシショウに対して、いきなりオレンジカードが出されたシーン。余裕のあったハリウッドザコシショウを一気に窮地に追いやることで番組のクライマックスを盛り上げたいという意図が丸出し。これはむしろ興ざめだ。

サッカーのワールドカップがビデオ判定を導入して面白さが増したのと同じように、ドキュメンタルもAI判定を導入した方が面白くなりそう。ドラマも生まれる気がする。特にスタート直後の審査が甘い。序盤から容赦なくカードを出していった方が面白くなる気がする。もしAIが、一瞬の笑いも見逃さずにカードを提示しまくった結果、すぐに優勝者が決まってしまってもいい。何よりも避けるべきは冗長になること。AIのシビアな裁定によって、時間にすると2回分の撮れ高しかあげられなかったとしたら、それはむしろ、神回の誕生かもしれない。

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飲食店ドタキャン問題はLINE連携の評価システムで解決できる

近頃、飲食店の無断キャンセルやドタキャン問題がクローズアップされている。ドタキャンする客側に何のペナルティもない現在の状況は明らかによくない。しかし、これはLINEと連携した評価システムがあれば簡単に解決しそうだ。

例えば、A氏とB氏の2人でレストランを予約する場合。


店をチョイスしたA氏は店をLINE上で予約する。

予約人数を「2人」と選んだ時点で、同行者にも予約のURLを送信する画面に遷移。

A氏はB氏にURLを送り、B氏が該当のURLから手続きすることで、2人の予約が完全に完了する。

食事後、店側はA氏とB氏両方について評価する。※評価はLINEアカウントに紐づく。

重要なのはドタキャンをする場合だ。


食事当日、B氏の都合でドタキャンをすることに。

B氏がLINE上で予約のキャンセルを行う。

店側はB氏にだけ低評価をつける。※A氏には評価自体がされない。

ポイントはA氏の評価は据え置かれることにある。正直者がバカを見てはいけない。例えば、6人の予約をして、直前に5人に減った場合でも、ドタキャン歴がつくのは、欠席者1人であるべきだ。低評価リスクまで幹事が背負うのは、明らかに間違っているし、トラブルの元になりかねない。

こうした全員個別に評価するシステムがあれば、客側はより慎重に予約するようになるし、安易なドタキャンも減る。飲食店は今よりずっと楽になるはずだ。

先日、LINE上で飲食店を予約する新サービス「ビスポ」に、本田圭佑が出資するというニュースがあった。店と客の相互評価システムを導入するらしいが、参加者全員を個別に評価するシステムであってほしい。 

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『キュリオス』鑑賞メモ

シルク・ドゥ・ソレイユの『キュリオス』を観に行った。
 
思考が生まれたのは二つのシーン。
 
・ドリンクを飲むシーン
 
ソファーか何かに座ってドリンクを飲むシーンがあった。実物のドリンクを使用したわけではなく、演技で飲んだふりをしていた。このワンシーンに関しては、リアリティの面で特にこだわりはなかったと思う。もし落語家だったら、本当に飲んだかのような音を立てて飲むだろうなと思った。
 
・お客をステージに上げたシーン
 
急遽、お客の女性をひとりステージに上げて、劇中の登場人物として加わえたのだが、これが凄かった。全然降ろさない。そろそろかなと思っても、まだ引っ張る。長時間に渡って、お客の女性をステージに乗せていた。しかも割と放置プレイ。本人もまさかここまで大役を担わされるとは思っていなかっただろう。もし全員が日本人で構成されたサーカス団だったら、あの長尺はあり得ない。これは長い方が良いとか、わるいとかではなく、単に間(ま)の感覚の違いだと思う。サーカスはショーの中で台詞が少ない。だからエンタメとしてはあまり国境線を感じない。が、このシーンでは、間の感覚の違いに、お国柄の相違を少し感じた(多国籍だろうけど)。

サッカーはPK戦をやめて判定勝ちを導入すべき

延長戦の末、決着がつかない場合に行われるPK戦を廃止すべきだと思う。ボクシングでも判定勝ちがあるように、サッカーにも判定システムを導入した方がいい。

PK戦ジャイアント・キリングが起こりやすいが、それは裏を返せば実力が結果に反映されにくいということ。要はただの運に過ぎない。ルイ・ファン・ハール監督も「PK戦はくじ引きのようなもの」と言っている。本気の勝負の結末をくじ引きに委ねるのは、それは一体どうなんだろう。試合で内容的に負けている方がご機嫌でPK戦に臨み、内容的に勝っている方が損した気分でPK戦に向かう今のサッカーの仕様は明らかに間違っている。

最悪なのが、試合の流れの中では勝てないと踏んだチームが、PK戦を狙って、もはやカウンターすら放棄して守りに徹し、ただ時間切れを待つサッカー。PK戦の存在が試合の面白さを削いでいる。そして、内容で勝っている側はPK戦を阻止したいという気持ちが働いて、攻撃に偏重してしまう。必要以上のリスクテイクを迫られるのだ。

松本人志の『ドキュメンタル』というお笑い番組がある。10人のお笑い芸人たちがお互いを笑わせ合うのだが、笑ってはいけない。笑った芸人は退場していき、最後まで生き残ったひとりが優勝者となる番組。シーズン1(第1回大会)では、あまりボケやツッコミなどの攻撃を仕掛けず、ひたすら時間をやり過ごして優勝を狙う消極的な戦い方が可能だった。しかし、シーズン2(第2回大会)では、ポイント制が導入される。相手を笑わせた回数分ポイントが貯まり、このポイントが優勝を目指すうえでひとつ重要なキーになるのだ。だから、攻撃を仕掛けるインセンティブが高まり、『ドキュメンタル』はいっそう面白くなった。このルールはシーズン3(第3回大会)にも引き継がれたので、十分に機能したルールと言えるだろう。

サッカーも、例えば、決定的チャンスを迎えた数をポイントにしてみてはどうだろう。これなら攻撃的なポゼッションサッカーにとっても、守備的なカウンターサッカーにとっても平等だし、納得がいくはず。もしそのうえで完全に互角だったらPK戦でもやればいい。もちろん何をもって決定的シーンと言うか、それを誰がどう判定するのか、そのあたりの問題はあるが、そこがクリアになれば、PK戦よりもずっとワークすると思う。

PK戦は)監督の力も及ばない、運命を偶然に委ねるものである。 ーイビチャ・オシム 

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テレビに街頭インタビューされたらどうする?予め想定しておくことの重要性

芸能人でもない僕ら一般人は、テレビ出演に対するスタンスをきちんと考えておく必要がある。特にネットが完全に社会に溶け込んだ今の時代、その重要性はますます増している。

例えば、街中を歩いていて、急にテレビ番組の撮影スタッフが声をかけてきたとする。「〇〇という番組なんですけど、今ちょっとだけ大丈夫ですか?」。街頭インタビューだ。こういった形で急遽テレビに出演するケースはごまんと溢れている。本人の自由意志でテレビに映ることになるわけだが、後日、後悔するケースも多い。実際、一般人のテレビ出演にはたくさんのリスクがある。ネットが普及する以前なら、このリスクはそれほど大きくなかった。一度放送されても、すぐに忘れられたからだ。今のネット社会は違う。テレビ放送後もネットに残ってしまう。その人のキャラクターが強かったり、印象的だったりすると、たちまち拡散され、ネット民のおもちゃにされてしまう。内容によっては、批判の対象となって、不特定多数の人間に叩かれる。有名人のようなプロならまだしも、一般人は大勢の人間にバッシングされることに慣れていない(もちろん相手がプロなら叩いていいということではない)。しかも災難なことに、テレビを見たバカな友達が、Twitterなんかで「え、鈴木花子が今テレビ出てるー!」とつぶやいて実名が全国に晒されるかもしれない。その時になって「出なきゃよかった」と悔やんでも、もう遅い。

逆もある。分かりやすい例が、MCMA(イルマニア)というパーティーピーポー。たまたま由比ヶ浜でテレビカメラを向けられ、日本テレビの『月曜から夜ふかし』にVTR出演。仕事の傍、ラップ活動をしていた男性だったのだが、これがきっかけでブレイクした。急遽テレビ出演することは、無名の人がスターダムにのし上がるポジティブなポテンシャルも持っているということだ。だから、決してリスクだらけだから一般人はテレビに出るべきではないなどと主張するつもりはない。

僕が言いたいのはひとつだけ。これを読んでいる今この瞬間から自分の方針を固めるべきだということ。せっかくの機会だから何か面白いことを言ってスタジオの芸能人を笑わせてやろう、でも全然構わない。けれど、テレビに出たいのか、出たくないのか、それを予め考えておくことが大切だ。「いや、出るか出ないかは、その時の状況にもよっても変わってくるし」などと思って考えを保留してはいけない。その時に冷静な判断ができるとは限らないからだ。いざテレビカメラを向けられたその時、ちょうど飲み会の帰りで酔っぱらっていて、つい出演を快諾してしまったなんてこともある。友達と複数人で遊んでいる時だから気分が良くて深く考えずノリでOKしたり、自分以外のみんなは上機嫌でカメラに映り始めたから、その場の空気を壊さないために出演NGを言い出せなかったりすることもある。しかし、たった10秒ほどの安易なテレビ出演が、一生の後悔になっているケースは数知れない。だから、事前に、テレビに対する態度を決めておくべきなのだ。

想定外の事態で正しい判断がつかなかったという人にも同情するが、不憫なのは、ネット普及以前の環境下でテレビ出演をOKした人たちだ。その頃の映像でさえ、ネットに上がっているものがある。当時は忘れられる前提、拡散されない前提の時代だったからテレビ出演をOKしたわけであって、今のようなネット社会であれば出演拒否したはずの人も多くいるだろう。

余談になるが、当然、僕もテレビに対するスタンスを決めている。絶対に出ない、だ。

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『キング・オブ・トーキョー』の2人プレイをエキサイティングにする方法

ボードゲームの名作『キング・オブ・トーキョー』は、プレイヤー人数2人以上でプレイ可能ですが、人数が多ければ多いほど楽しみの度合いが増すゲームです。2人でプレイしていると、その場でもう1人呼び出したくなりますよね。でも、メンバーを多く揃えるのは簡単なことではありません。そこで僕は2人で6人分プレイすることをオススメします。つまり、1人で3人分のプレイヤーを担当するのです。

『キング・オブ・トーキョー』は本人だけが自分の手札を知っているポーカーと違って、全プレイヤーが全ての情報を把握している完全情報ゲーム(※)です。なので1人で3人のプレイヤーを担当することが可能です。この時に大事なのが、自分3体vs相手3体の構図にしてはいけないということです。あくまでも6人それぞれ独立したプレイヤーであることを目指すので、それぞれのモンスターにとっての最善手を考えてプレイしましょう。当然、自分が操る3体の間で潰し合いが発生したりします。そして、これが意外に面白い。一度この方法でプレイしてみると分かりますが、体感するワクワク値が3倍になります。もう通常の2人プレイには戻れません。

ちなみに僕がこのルールでプレイする時は、順番は相手と代わり番こになるようにします。自分が3人分プレイして、次、相手が3人分プレイするのでは、プレイしてない方の待ち時間が長くなってしまい手持ち無沙汰です。ボードゲームはやっぱり自分がプレイするのが一番楽しい時間なので、この順番の設定は重要だと思います。

厳密にはパワーカードの効果によって、本人だけが知りうる情報が出てくる場合がありますが、そこは飲み込みで!

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世のクリエイター達はベーシックインカムを全力で推した方がいい

ベーシックインカムを実現すべきだ」

経済学者が声を上げている。起業家が訴えている。政治家の中にも口に出す者が増えている。

が、彼らよりも声を上げるべき人種の人間が声を上げていない。ベーシックインカムの実現で大きな得をするのに。しかも、一般の人たちに対して抜群の発信力を持っているのに。その人種とは、クリエイターのことだ。

ミュージャン、漫画家、お笑い芸人、テレビタレント、俳優...etc。世のクリエイター(※)にとって、ベーシックインカムのメリットは極めて大きい。なぜなら多くの人間が労働から解放されれば、暇が生まれるからだ。つまりファンの可処分時間が増えるということ。これは、ファンがクリエイターの作品や応援に投下する時間が増えるということとイコール。分かりやすく言えば、平日の昼間からでもライブ活動が成り立つようになる。ブラック企業で残業していたら、夜のライブですら参戦できない。

クリエイターはこれまで、決められたパイの奪い合いに躍起になっていた。いかに他のクリエイターを出し抜くか。そうじゃないと生き残れない。でも、もっと違う方向がある。ベーシックインカムを推し進めて、パイそれ自体の総量を増やしてしまえばいいのだ。

今はまだベーシックインカムは一般に周知されていない。大学生を例に取れば、有名大学の学生でもベーシックインカムのことを知らない学生はゴロゴロいる。知らない方が多いかもしれない。まだそのレベルの認知度に過ぎない。経済学者や起業家、政治家の発信力ではてんで足りないのだ。

そこで著名なクリエイター達が一斉にベーシックインカムの必要性についてTwitterなんかで発信しまくれば、あっという間に認知度はあがる。まずはそこから始めてみたっていいじゃない。

最後に、今後各人がとるべきアクションをまとめておきたい。

>クリエイターの人たちへ

Twitterでもいいし、ライブのMCでもいいので、ベーシックインカムについて、ガンガン発信してください。あなたの使命です。どうかお願いします。なんならベーシックインカムをテーマに作品を作ってください。

>好きなクリエイターがいる人たちへ

好きなアニメだけ見て、好きな音楽だけ聴いて暮らせたら最高じゃないですか?あなたは誰のファンですか?ぜひ、そのクリエイターにその正直な気持ちを伝えましょう。「あーあ。ベーシックインカムがあれば、もっとファン活動、精力的にできるのになぁ。24時間365日応援できるのになぁ」。クリエイターを動かす力をあなたは持っています。

>クリエイターを支える事務所の偉い人たちへ

ベーシックインカムの認知度を上げ、賛同者を増やすために手を尽くしましょう。え?たしかにクリエイターのパイは増えるけど、ベーシックインカムがあれば事務所で働く社員が減って仕事にならないって?大丈夫です。あなたの仕事は人気があります。なんなら今よりもっと就職希望者は増えますよ。しかも、別に働かなくてもいい状況にあるにも関わらず、自ら好んで働きに来るわけです。彼らの仕事に対するモチベーションはものすごく高いですよ。いい仕事します。

※ここでは「クリエイター」の定義については不正確です。厳密に言えばクリエイターというより「エンタメ産業に関わる人間」のことを書いていますが、まどろっこしくなるのを避けるため、便宜上、「クリエイター」という単語で一括りにしました。

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