西部湯瓜のshow論文

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イランってどんな国?<食文化編>

イランでは、レストラン1軒につき、料理が1品しかない。

日本だったら、パスタにするのかピザにするのか、それともステーキにするのか、自分で選ぶのが普通だ。

しかし、イランのレストランでは料理が1種類しかないので、メニューの中から自分の好きな料理を選ぶということはない。そもそもメニューが無い。

イラン人は国民性として、かなりの自信家だ。
それは、食についても同じ。
ここに来たら黙ってこれを食いやがれ、といった感じだ。
お客としても、選ぶ必要が無くなると、かえって楽なものだ。

しかし、店によって全く違う料理が出るのかと言えば、そうでもない。
わりと被っている。
レパートリーは決して多いとは言えない。
おまけに、食に対する自信のせいで、料理文化の変化の速度が遅い。

つまり、外国人からすれば、すぐに飽きる。

ということは、ここにビジネスチャンスがある。
外食文化について世界最高のクオリティを誇る日本の飲食店がイランに進出すればボロ儲けだろう。

というほど事情は簡単じゃない。

イラン人の自信はなかなかに厄介で、食についても保守的な構えを崩さない。
外資系の参入が非常に難しいのだ。

例えば、街でマクドナルドもバーガーキングも見かけない。
どこの国を旅行していても見かけるはずのバーガーショップが見つからないのだ。
旅先で、いざという時すぐに見つかる非常トイレとしての評価が高いアメリカ系のバーガーショップが見つからないという事実の驚きは、特にバックパッカーなら分かることだろう。

ついでに言うと、食以外でも、例えばアップルストアも見かけない。でも、イランに行けば、道行く人の多くがiPhoneを使う光景を目の当たりにすると思う。日本ほどではないにしても、そこそこの普及率である。皆、一体どこで買っているんだ?

もう一つ、ついでに言うと、クレジットカードが使えないので、これからイランへ旅行に行く人は注意してほしい。VISAもMasterもアウト。
外国人旅行者が使えるのは現金だけ。それもドル$オンリーだ。

話を元に戻そう。外資系の飲食店が参入できない理由の根っこには、イラン人の「俺らのもんが一番旨いはず!」みたいな過度な自信があると思う。

今後のイランの外食産業について注目されたし。

最後に写真を。

1枚目はカバブ。棒状の羊肉とナンの料理。

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2枚目はビルヤニ。ハンバーグ状の羊肉とナンの料理。

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