西部湯瓜のshow論文

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なぜ大学のパソコンはすぐ壊れるのか?

大学のパソコンは調子が悪いことが多い。

これを読んでいる人の中にも、大学の情報科室や図書館に置いてあるパソコンで作業していて、はずれパソコンに当たった経験のある人がいるだろう。

締め切りに追われ、レポートを書いていた時、パソコンがうまく動いてくれなくて、慌ててスタッフを呼んだ記憶はないだろうか?
誘惑を断ち切って卒論の執筆に集中するため、わざわざ学校へ来たというのに、パソコントラブルに遭遇して、余計に時間をロスしたことはないだろうか?
あるいは、就活中、エントリーシートの提出がギリギリのところで間に合わず、社会で一番大切なことを学んだ経験はないだろうか?

あると思う。
いや、答えなくていい。
あるのが普通だから。
や、大丈夫だ。口は閉じたままで構わない。
あったんだね。

当時のイライラした記憶はすでにデリートしたはずだったのに、いまさらこんなものを読んだせいで、あの日の細かなエピソードまで思い出してしまい、怒りの感情がふつふつと蘇ってきたことだろう。

ここで言いたいことは、あの出来事は、たまたま運がわるかったのではない、ということだ。
起きる全ての物事には必ず理由がある。この間(もしくは学生時代のあの日)、パソコンが壊れたのは決して偶然じゃない。
大学生は皆、大学内のパソコンの不調に出くわした経験があるものだ。
最も酷いケースでは、卒論をワードで書いている最中に訪れた突然の故障によって、書きかけのデータがふっ飛んだ例を知っている。悲劇だ。

それにしても、なぜ大学のパソコンは調子が悪いのだろうか?

その答えを言おう。
それは、大学が業者から買ったパソコンがパチモンだからだ。

ある日、学校へ行くと、パソコンルームの全PCが新品だらけになっていたことがある。事務職員に確認すると、最近PCを一斉に買い換えたらしい。正直、かなり期待した。もうこれでPCトラブルから解放されるのだと。レポート提出の締切日に非常事態に陥ることも無くなるのだと。が、実際に使ってみると、相変わらず絶不調だった。さすがに腹が立って、独自ルートで詳しい内部の話を聞くことにした。
結果、衝撃の事実が判明した。大学が大量に買ったパソコンは、廃盤の製品だったのだ。廃盤の製品をわざわざまとめ買いするとは...。

なぜ、わざわざ廃盤の製品を大量購入したのだろうか?

安いから?
違う。
大勢の学生から高い学費をかき集めて、たんまり潤っているのだから予算の都合では決してない。

悪徳業者の口車に乗せられたのだ。大学の備品を購入について決裁を下す役割は委員会にある。しかし当の委員会には、残念な事にIT系の知識に詳しい人材が非常に少ない。そのうえ、もっと悲しい事に、職員たちは購入に当たって、必要な情報を熱心に収集する意欲にも欠けているのだろう。何も分からないから、業者に勧められるがままに購入の契約を交わしてしまう。その結果、もう売り物にならない廃盤のPCをどっさりと掴まされる羽目になる。一度、業者が味をしめたら、後は同じことの繰り返しだ。大学は完全にカモられている。業者にとって大学とは、廃棄物処理場なのかもしれない。

それ以来、僕の目に映るキャンパスの景色が変わった。大学にある色んなものが、違う背景を持って見えてきた。ダークな色味を帯びて見えてきた。
構内にある学生食堂。その壁のあちこちに、テレビが備え付けられており、その数は十数台にものぼる。メニューを載せるためだ。メニューなんてプラスチックのボードとか、写真をラミネート加工したもので十分なのに、贅沢にも、わざわざテレビ画面に映し出している。唐揚げ南蛮定食を紹介するためだけに、テレビ1台を使うのだ。おっと危ない。大事なことを言い忘れていた。テレビで紹介されている南蛮定食は、動画じゃない。画像だ。画像1枚をずっと表示しているだけ。馬鹿げている。テレビの無駄遣い、電力の無駄遣い、設置コストの無駄遣い 、もう無駄だらけ。これもPCと同じ匂いがする。液晶画面のその向こうに、隠された大人の事情があるのだろう。

 

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