西部湯瓜のshow論文

考えたことのメモなど

”自分たちのサッカー”待望論 2nd half

前回、”自分たちのサッカー”待望論 1st half を書いてから早3年。日本サッカーの現状は悪化の一途を辿り、W杯ロシア大会が目前に迫る中、閉塞感はさらに増している。

本来であれば、前回のエントリで予告した通り、『日本サッカーと敗戦後の日本国に求められること』というテーマで書くべきなのだが、このテーマは破棄する。もともと想定していた内容を要約すれば、「日本サッカーには根幹となる指針が無く、4年ごとに目指す方向性が変わっている。その姿は、目指すべき国家像が常に揺らぎ、場当たり的な政策決定に終始してきた戦後日本と瓜二つ」というものだった。

なぜこの内容でエントリを書くことを放棄するかと言えば、所詮、僕のポジショントークに過ぎないと気づいたからだ。例えば、もし日本サッカーの方針が、堅守速攻だと決まっていて、誰が監督になろうと、サッカーのトレンドが変わろうと、一切ブレることが無かったとして、そのことについて僕は大いに不満だ。端的に言って、僕はパスを重視した攻撃的なポゼッッションサッカーが好きで好きでたまらないのである。堅い守備に徹するサッカー、デュエルを重視したサッカーなど、観ていてつまらない。退屈だ。僕の個人的な趣向とザッケローニ政権が目指した「自分たちのサッカー」がたまたま合致した。だから、ザックを評価する。一方でハリルホジッチのデュエル重視の縦に急ぐサッカーは嫌い。だからハリルを評価しない。本当はそれだけのことだった。

仮定の話だが、今後もしサッカーの戦術分析が進んで、パスサッカーでは勝てないということが世界の常識になったとして、それでも僕は日本代表に「自分たちのサッカー」を求めたい。そろそろ白状しなければならない。僕は試合の内容さえ面白ければ、結果がどうなろうと構わないと思っている。守備的なサッカーでW杯を優勝するか、「自分たちのサッカー」でド派手なサッカーを展開するものの結果は振るわず予選敗退するか、の二択を迫られたなら、一秒の間も置かずに僕は後者を選ぶ。

今年(2018年)のW杯ロシア大会のハリルジャパンが面白くない試合になることは火を見るより明らかなので、スペイン代表の試合に燃えたいと思う。

最後に、ザックジャパンの試合で個人的ベストに選ぶ試合を紹介して、このエントリを締めることとする。2013年コンフェデレーションズ杯・イタリア戦だ。何度見ても、スリリング。興奮が止まらない。

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