西部湯瓜のshow論文

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テレビに街頭インタビューされたらどうする?予め想定しておくことの重要性

芸能人でもない僕ら一般人は、テレビ出演に対するスタンスをきちんと考えておく必要がある。特にネットが完全に社会に溶け込んだ今の時代、その重要性はますます増している。

例えば、街中を歩いていて、急にテレビ番組の撮影スタッフが声をかけてきたとする。「〇〇という番組なんですけど、今ちょっとだけ大丈夫ですか?」。街頭インタビューだ。こういった形で急遽テレビに出演するケースはごまんと溢れている。本人の自由意志でテレビに映ることになるわけだが、後日、後悔するケースも多い。実際、一般人のテレビ出演にはたくさんのリスクがある。ネットが普及する以前なら、このリスクはそれほど大きくなかった。一度放送されても、すぐに忘れられたからだ。今のネット社会は違う。テレビ放送後もネットに残ってしまう。その人のキャラクターが強かったり、印象的だったりすると、たちまち拡散され、ネット民のおもちゃにされてしまう。内容によっては、批判の対象となって、不特定多数の人間に叩かれる。有名人のようなプロならまだしも、一般人は大勢の人間にバッシングされることに慣れていない(もちろん相手がプロなら叩いていいということではない)。しかも災難なことに、テレビを見たバカな友達が、Twitterなんかで「え、鈴木花子が今テレビ出てるー!」とつぶやいて実名が全国に晒されるかもしれない。その時になって「出なきゃよかった」と悔やんでも、もう遅い。

逆もある。分かりやすい例が、MCMA(イルマニア)というパーティーピーポー。たまたま由比ヶ浜でテレビカメラを向けられ、日本テレビの『月曜から夜ふかし』にVTR出演。仕事の傍、ラップ活動をしていた男性だったのだが、これがきっかけでブレイクした。急遽テレビ出演することは、無名の人がスターダムにのし上がるポジティブなポテンシャルも持っているということだ。だから、決してリスクだらけだから一般人はテレビに出るべきではないなどと主張するつもりはない。

僕が言いたいのはひとつだけ。これを読んでいる今この瞬間から自分の方針を固めるべきだということ。せっかくの機会だから何か面白いことを言ってスタジオの芸能人を笑わせてやろう、でも全然構わない。けれど、テレビに出たいのか、出たくないのか、それを予め考えておくことが大切だ。「いや、出るか出ないかは、その時の状況にもよっても変わってくるし」などと思って考えを保留してはいけない。その時に冷静な判断ができるとは限らないからだ。いざテレビカメラを向けられたその時、ちょうど飲み会の帰りで酔っぱらっていて、つい出演を快諾してしまったなんてこともある。友達と複数人で遊んでいる時だから気分が良くて深く考えずノリでOKしたり、自分以外のみんなは上機嫌でカメラに映り始めたから、その場の空気を壊さないために出演NGを言い出せなかったりすることもある。しかし、たった10秒ほどの安易なテレビ出演が、一生の後悔になっているケースは数知れない。だから、事前に、テレビに対する態度を決めておくべきなのだ。

想定外の事態で正しい判断がつかなかったという人にも同情するが、不憫なのは、ネット普及以前の環境下でテレビ出演をOKした人たちだ。その頃の映像でさえ、ネットに上がっているものがある。当時は忘れられる前提、拡散されない前提の時代だったからテレビ出演をOKしたわけであって、今のようなネット社会であれば出演拒否したはずの人も多くいるだろう。

余談になるが、当然、僕もテレビに対するスタンスを決めている。絶対に出ない、だ。

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