西部湯瓜のshow論文

思考のログがメイン。他にも色々。

『キュリオス』鑑賞メモ

シルク・ドゥ・ソレイユの『キュリオス』を観に行った。
 
思考が生まれたのは二つのシーン。
 
・ドリンクを飲むシーン
 
ソファーか何かに座ってドリンクを飲むシーンがあった。実物のドリンクを使用したわけではなく、演技で飲んだふりをしていた。このワンシーンに関しては、リアリティの面で特にこだわりはなかったと思う。もし落語家だったら、本当に飲んだかのような音を立てて飲むだろうなと思った。
 
・お客をステージに上げたシーン
 
急遽、お客の女性をひとりステージに上げて、劇中の登場人物として加わえたのだが、これが凄かった。全然降ろさない。そろそろかなと思っても、まだ引っ張る。長時間に渡って、お客の女性をステージに乗せていた。しかも割と放置プレイ。本人もまさかここまで大役を担わされるとは思っていなかっただろう。もし全員が日本人で構成されたサーカス団だったら、あの長尺はあり得ない。これは長い方が良いとか、わるいとかではなく、単に間(ま)の感覚の違いだと思う。サーカスはショーの中で台詞が少ない。だからエンタメとしてはあまり国境線を感じない。が、このシーンでは、間の感覚の違いに、お国柄の相違を少し感じた(多国籍だろうけど)。