西部湯瓜のshow論文

思考のログがメイン。他にも色々。

ラ・パウザのドリンクバーの案内ポップがうまい—普通のドリンクバーを魅力的に見せる方法

ラ・パウザに行ったら、頼むつもりのなかったドリンクバーを意気揚々と注文してしまった。といっても、ドリンクバーの内容はどこのファミレスにも置いてある一般的なもの。それが魅力的に見えたのは、テーブルに置かれたこの案内ポップにしてやられたからだ。

 

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目に飛び込んだのは、独自のミックスレシピの提案。それぞれのドリンクは馴染みのあるものだけれど、ミックスした場合の味はまるで未知数。この組み合わせ、本当に合うの?かえって不味くなるんじゃないの?興味をそそられるし、同行者とお互いの予想をぶつけ合える。そして、しまいには、自らの舌で確かめずにはいられなくなる。まんまと企業の手のひらのうえで踊らされてしまった。ミックスレシピに割かれた膨大なスペースに比べたら、「セット料金の安さ」という本来のアピールポイントが控えめなところが憎い。敏腕広告マンの見事な手腕に脱帽です。

 

グノシーのテレビコマーシャルのパターンと同じ。

 

ジャパネットたかたの創業者・髙田明氏のテクニックも同じ。

 「今、物を物として売ったら売れないんです。その物が作り出す結果としてその人の人生をどう変えるかという、そこを伝えることによって、物が物でなくなる。例えばカメラだったら、こんな話をします。

 子供さんが生まれた家庭なら、毎年1枚の写真を撮ってそれを新聞大に伸ばしてください。すると成人の日までに年齢順に20枚の写真が揃います。それを成人の日にプレゼントしたら、最高の贈り物になりませんか。それをつくり出すのがカメラですと。(以下略)」—SAPIO2015年7月号

西部湯瓜Twitter: @save_yuri