西部湯瓜のshow論文

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アニメ『シュタインズ・ゲート』レビューその1 オペレーションスクルドのなぜ?

オペレーションスクルドとは、岡部倫太郎が牧瀬紅莉栖の死を偽装することで観測者・岡部を騙して(=世界を騙して)シュタインズゲート世界線に辿り着く作戦のこと。

このオペレーションスクルドについて解せないことがひとつある。それは天才・牧瀬紅莉栖がいくら頭を振り絞っても閃かなかった方法を、岡部倫太郎が導き出したことだ。いくら26年後とはいえ、天才・牧瀬紅莉栖が自分自身の命を懸けて考えて抜いた結論を岡部がたやすくひっくり返せてしまうのはどうなのか。はて、天才とは何ぞやという話になる。

だけどもし、たとえば牧瀬紅莉栖の死後26年間の間に起きた科学技術の進展がキーになっていたというのであれば、話は通る。牧瀬紅莉栖と岡部に与えられた条件が異なるからだ。

このあたりのロジックは何かしら用意する必要があったと思う。

たとえば、『シュタインズ・ゲートゼロ』で比屋定が遅咲きの才能を開花したという設定にする。そして、かつての牧瀬紅莉栖よりも遥かに賢くなった比屋定が岡部にオペレーションスクルドを伝授するとか。ちょうど、タイムリープ可能な範囲の上限を2週間まで伸ばせたことも遅咲きエピソードの材料のひとつとしつつ。いや、でも比屋定に牧瀬紅莉栖を超えてもらっては困る。牧瀬紅莉栖のキャラ立ちがボケるから。それは分かる。お話を作るのは本当に難しい。

※重箱の隅をつつくようなことを書きましたが、これはシュタインズゲートへの小さな復讐です。何の復讐か。僕の涙腺を無限に崩壊させたことに対する小さな復讐です。

 

西部湯瓜Twitter@save_yuri